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  • 執筆者の写真Aya Ogawa

5年前の地震

更新日:8月21日

テレビのニュースで5年前の平成30年北海道胆振東部地震のことが放映された。

2018年9月6日厚真町で震度7。

函館市も何日か停電になった。

その2ヶ月ほど父が癌で亡くなり、やはり亡夫も癌で抗がん治療をしながら自宅で療養していた。私は少しでも彼のそばに居たかったがやむをえず仕事に出ていた。帰り道、空が暗くなり、停電は続いたまま、夫が心配だった。

家の近くまで来ると、一軒、また一軒と明かりがつき始め、ほっとした。

家に入ると、夫が「お帰り。大丈夫だよ〜。」と迎えてくれた。

仕事なんか行きたくなかった。今思い出しても、仕事をほうりだして夫と一緒にいてあげたかったと苦しく悲しくなる。

その何日か後、教育大の講堂で最後の演奏をした。命を振り絞っての演奏だった。コントラバスをいつも軽々と持ち上げる彼が、「あやちゃん、ごめん、手伝って」と、歩くのもやっとだった。その時教育大の学生が残してくれた映像がある。一人でも多くの人に聴いてほしい。

Youtubeのリンクを貼り付けますのでぜひ聴いてください。


https://www.youtube.com/watch?v=rhPGEnR3Im8



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8月2日にウクライナのTunguから音源のファイルが送られて来ながらも、その前々日に苫小牧の高齢の義母から体調が悪いと電話を受け、手伝いに行った。結局半月ほど曲作りに取り組むことができなかった。疲れたので、函館に戻ってから一週間程自分も休みそれから曲作りに取り掛かった。今回は向こうから送られて来た曲にボイスを最終的には3トラック重ねて、遅くなってすみませんと書き加えて送った。すぐに、’great’

メッセージが届いた。 送り主はJan Fanfare ヤン・ファンファーレ シェファーズ・オブ・キャッツのリーダー的存在でギタリストでもあります。 コロナ前の何年かで録った音源をSpotifyにアルバムをアップしてくれた。感謝です! ドキドキしながら聴いてみた。音を聴いてるとブロツワフを思い出して幸せになる。 みんなの顔を思い出す。 https://open.spotify.com/album/2

ウクライナのTunguからファイルが届いた。 いつものようにこのファイルの音源から何かイメージして音を重ねていく作業に取り掛かる。。とはいかず、私は今、苫小牧のニシタップ川のほとりにいる。 85歳で琴を教えながら一人暮らしをしている義母の体調が急に悪くなったため、函館から取り急ぎやって来た。 そのため、パソコンなど音の編集に使うものは全部置いて来てしまった。 ともかく今は義母の体調が戻ることを願う

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